先日の
公益社団法人 全日本鍼灸学会 認定制度
の
『認定証』
『つぼ』と『トリガーポイント』
この2つは、『経絡のライン』と『筋膜のライン』のように相関関係が見て取れます。
台湾の研究チームは、つぼの70%がトリガーポイントと一致するという報告を出しています。
トリガーポイントとは、
<Wikipediaより引用>
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%88%E3%83%AA%E3%82%AC%E3%83%BC%E3%83%9D%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%83%88
トリガーポイント(英: Trigger point)とは、圧迫や針の刺入、加熱または冷却などによって関連域に関連痛を引き起こす体表上の部位のことである[1]。トリガーポイントは単なる圧痛点ではなく、関連痛を引き起こす部位であることに注意が必要である。平たく言えば、患者が指摘する最も凝りの強い部位、あるいは痛みが存在する部位で、しかも圧迫により痛みが周囲に広がる部位と考えられる。トリガーポイントの留意点としては、疼痛を自覚している部位に多くは存在するけれども、かけ離れた部位に見いだされることもある点である。[2]
なお、トリガーとは「引き金」の意味である[3]。そのため、発痛点(はっつうてん)とも呼ばれる[4]。
<引用終わり>
簡単に要約すると、トリガーポイントとは
・ある一点を押さえると、押さえた場所以外の部分に痛みを引き起こす
といえます。
とても大雑把に例えると、
・電車の路線図で、A駅を押さえると、C駅に痛みがでる
となります。
人間の身体では、
・臀部(お尻)の筋肉のポイントを押さえると、太ももの痛みを誘発する
・首の後ろのポイントを押さえると、頭痛を誘発する
ということが施術中に確認できます。
トリガーポイントの発生する部位は、
・筋肉が骨にくっつく部分
・筋肉と筋肉が隣り合って連結する部分
・筋肉が腱に移行する部分
・人体の構成上、物理的なストレスのかかりやすい部分
さらに、トリガーポイントのほとんどは
・筋膜(筋肉の膜)、腱、靭帯
に存在します。
筋膜と、腱、靭帯は、名前こそ違いますが、同じ性質と考えて差し支えありません。
筋肉の薄い膜が「筋膜」ですが、筋肉の端っこに近づくにつれ、筋膜は徐々に分厚くなり、やがて筋膜のみの状態になり、骨に付着します。
筋膜のみの状態 が 「腱」 となります。
「靭帯」のほうが「腱」よりも丈夫ですが、性質は「腱」と同じと考えて差し支えありません。
さて、「つぼ」と「トリガーポイント」について書いているわけですが、
・ある一点を押さえると、押さえた場所以外の部分に痛みを引き起こす
・筋肉が骨にくっつく部分
・筋肉と筋肉が隣り合って連結する部分
・筋肉が腱に移行する部分
・人体の構成上、物理的なストレスのかかりやすい部分
・トリガーポイントのほとんどは筋膜(筋肉の膜)、腱、靭帯に存在する
という点において、非常に非常に「つぼ」に近いわけです。
複数の研究者において、
「つぼとトリガーポイントは違うものだ」
という文献が散見されます。
「研究者レベル」では、積極的に答えを出してほしいと感じていますが
「臨床の現場感」としては
非常に酷似しているものであり、施術効果を出すためにとても役に立つ情報であることは間違いありません。
私のごく個人的な雑感としては、
「つぼ」のほうがより大きなくくりで、
「トリガーポイント」は、「つぼ」の一部である
と考えています。
そして、
・トリガーポイントは筋膜に存在する
・つぼは経絡に存在する
という点において、筋膜のラインを深堀りしていく意義があるのです。
もし、
「つぼ」や「経絡のライン」を確固たるものとしてとらえることができるなら・・
「トリガーポイント」、「筋膜のライン」として科学的・物理的に説明できるなら・・
と考えるとワクワクするわけです
そして、それはかなりの範囲で実現できるのです。
院長「経絡のライン」 と 「筋膜のライン」
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