今日はうれしい届け物がありました。
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『経絡のライン』と『筋膜のライン』
伝統的に伝えられてきた『経絡』という人体を流れるラインは、およそ3000年の歴史を持ち、現代でも東洋医学、中国医学の施術を代表する存在として使用されています。
伝統的に伝えられ、また現代でも使用され効果が認められているところですが、確固たる科学的に人体の健康に作用するというデータは不足してきていました。
科学重視(やや過多な感もありますが、、、)の現代において、科学的に認められることは重要な要素であると感じています。
できることなら『経絡』を科学的に説明したい
鍼灸学校に18歳で入学し、鍼灸師として15年以上の経験を積んできた中で、その思いは強くなるばかりです。
施術をすると、効果がでますが、
「なぜ効果がでたのか」
「経絡・ツボとは一体何なのか」
という疑問が徐々に大きくなってきました。
そして、近年になって、『筋膜』という筋肉を包む膜の存在が、まるで『経絡』のように人体の中に存在していることを勉強しました。
筋膜は筋肉をサランラップのようにくるんでいる「膜」です。筋肉はきれいに筋膜で包まれていますが、その両端では隣り合わせた筋肉の筋膜としっかりと繋がっています。
まるで手をつないだようにつながっているのです。
そして、手や足など関節を動かす時に、
筋肉はそれぞればらばらに一束ずつ存在して、働いているのではなく、
筋肉と筋肉は筋膜によりつながって、協調して働いているのです。
たとえば、腰を後ろに曲げて、身体を反らせる動きの際には、
足裏~かかと~ふくらはぎ~ひざ裏~太ももの後ろ~骨盤~腰~背中~首の後ろ
までの一連の筋肉が筋膜でつながり、一斉に収縮して、身体を後ろに反らせます。
これは完全に経絡の動きと一致します。
この事実に私が初めて触れたのは、5年ほど前になるのですが、それ以来、『経絡』と『筋膜』の関係に強く強く興味を抱いています。
この経絡と筋膜の同じ作用から見れば、
「痛みと離れた場所を施術して、痛みが改善する」
という事実が証明できるのです。
たとえば、
腰痛がある際に、
ひざ裏に鍼治療することによって、
ひざ裏 → 太ももの後ろ → 骨盤 → 腰
と刺激が伝わって、腰の筋肉が緩むのです。
東洋医学の施術者として、ワクワクせずにはいられません。
院長「経絡のライン」 と 「筋膜のライン」
1か月ほど前に来院された患者さんの症例です。
食中毒になられて、病院で処置され、1週間で完治とされたものの、
その後、1か月以上たっても、体のだるさがとれず、体調がもとにもどらないという症状でした。
症状は、
・体のだるさ(えらさ)
・体全体がふわふわする
・しゃべるのがえらい(疲れる)
東洋医学的に脈をみて、おなかを触り、舌をみたところ、
肝臓と腎臓のサインがでていました。
施術は
肝臓と腎臓、そして小腸・大腸のツボに刺さない鍼をしました。
月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 | |
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