パソコン作業で
首と肩のコリがひどく
週に何度もマッサージに通い詰めていた
何十年物の肩こりのお客様の声(60代男性)です。
おはようございます
岐阜県本巣市の当院上空は快晴です!
昨日の
「周りの役にたっとりたいがね」
とおっしゃっていた患者さんの施術例です
この患者さんでは
腰の前屈動作で
お尻(殿部)~太ももの外側に痛みが走りました
教科書的には
梨状筋(りじょうきん)という筋肉が坐骨神経痛の原因となる
と多く見られます
梨状筋症候群(りじょうきんしょうこうぐん)
という病名もあります
しかし、
坐骨神経痛の原因が
梨状筋にあることは
ハーフハーフです
今回の患者さんでは
ハムストリング(太ももの後ろ側の筋肉)
に原因がありました
太ももの後ろ側の筋肉を押さえながら
前屈してもらうと
「あらっ、痛くない・・・」
という僕の一番好きな瞬間が訪れました笑
梨状筋ではなく、ハムストリングに問題があったのです
この患者さんには「刺さない鍼」しか使っていません
刺さない鍼で
ハムストリングをほぐしていきました
施術後、腰の前屈をしてもらうと
「あ~、痛くない痛くない」
と連呼されました
合計5回の施術で痛みがゼロになりました
「ご家族や周りの役にたてる」
サポートができたと思います
今日は、午前中が施術で、午後は東京に勉強に行きます
施術室より
岐阜県本巣市の「膝」「腰」「自律神経」専門の鍼灸院
うめはら鍼灸院
梅原知也
院長痛み・神経痛・コリの症例
今朝はしとしと雨模様です
空が低く感じます
僕のふるさとの京都府北部・山陰地方では
こんなことわざ?があります
「弁当忘れても、傘忘れるな」
どうやらこの言葉は、鳥取とか島根とかのほうでよく使われると聞いたことがあります。
中学校の時、剣道の先生に
雨降りの中、走って帰ろうとすると
言われた思い出があります。
山陰地方では、天気が変わりやすく、
朝、すごく晴れていたのに、お昼頃には急に雨が降ったりするのです
今でも、遠出するときは、晴れていても折り畳み傘を持つ習慣があります
さて、
今日は「手首の痛み」の症例をもとに
「筋膜」と「経絡・ツボ」の関係をひも解きたいと思います。
40代男性
左手の親指を少し動かすだけで
親指の根元に激痛が走ります
病院では
「左手拇指関節症」
とのことです
病院や接骨院などで
ブロック注射
電気
テーピング
などは効果なく
手術を勧められておられました
1年ほど前からの痛みで
かなりの激痛です
仕事にも支障があり、大変困っておられました
当院で施術すると、
施術後に痛みがかなりラクになります
「これまでの病院や接骨院の中では、一番いい」
と言っていただきましたが、
痛みが完全に取りきれないのと、ぶり返しが見られました
何回か、施術を重ねていく中で、
原因になるポイントを見つけました
この方は
左手の親指 付け根 の痛みです
ポイントは
同じ左手の小指(5指)の外側の筋肉(小指球筋:しょうしきゅうきん)
ツボでは「腕骨(わんこつ)」
にあたります
そのポイントをつかんで、
左手の親指を動かしてもらうと
あら、不思議
「痛みがない!」
とのこと
そのポイントに「刺す鍼」をしました
すると
5分後には痛みが激減
「痛くない!」
と目を丸くされていました
この瞬間が最高なんです(僕にとって笑)
痛いところには原因がない
離れたところにある原因を取り除くことで
痛みが本当にやわらぐ
これ、経験しないと理解できないと思います
それから数回の施術をへて
ほぼ完全に痛みがとれました
一番、よかったのはぶり返しのレベルがかなり下がったことです
原因にしっかりアプローチできていると
ぶり返しがなくなります
まだ、お仕事をフルパワーでされると
さすがに痛みがぶり返しますが、
当院に来られる前と比べると、雲泥の差がでています
さて、
「筋膜」と「経絡」「ツボ」
でこの症例を検討すると ・・・
※この症例に限ります。 ほかの症例で必ずこのようになるわけではありません。
今回の「小指球筋」のポイントは
筋膜では「Deep Back Arm Line(DBAL)」
経絡では「小腸経絡」
ツボでは小腸経絡の「腕骨(わんこつ)」
となります
「Deep Back Arm Line(DBAL)」は
気をつけ→前へならえ の姿勢の時に
小指側を通り、肘の内側(内側上顆)、上腕三頭筋、肩甲骨の方向(小円筋、棘下筋)
に走っています
小腸経絡は
小指~肘~肩甲骨と
同じラインを通りながら、肩甲骨のところから、首へと走っていきます
小指~肘~肩甲骨まではほぼ完全に一致します
筋膜は歴史的には100年ちょっと、近年の盛り上がりは5年ほど前?でしょうか
経絡は2000年前にはほぼ理論が完成しています
古代中国の人々はどのようにして、現代医学がやっと気がついた
この機能的な筋膜のラインを発見したんでしょうか
すごすぎて、想像が及びません
話がそれました
それで、今回の症例は
「親指付け根の痛み」
でしたね
患者さんとのやりとりでは
「親指を左右に動かすと、肘の内側が痛い」
という場面がありました
これがヒントになりました
この動作により、
「橈側手根屈筋(橈側手根屈筋)」
が「親指の付け根」と「肘の内側」をつないでいます
ちょっと難しいですが解説します
ポイント①
「親指の付け根」 と 「肘の内側」は
「橈側手根屈筋(とうそくしゅこんくっきん)」
でつながっている
ポイント②
肘の内側は、筋膜・経絡では、
「小指~肘~肩甲骨のライン」の一部
ポイント③
小指の外側のポイント
「小指球筋」=「腕骨(わんこつ)のツボ」
に反応があった
まとめ
「親指の付け根」
から
「肘の内側」
「橈側手根屈筋」
を経由して
「小指外転筋」=「腕骨のツボ」
につながっているわけです
結論として
「小指外転筋」=「腕骨のツボ」を施術
「親指の付け根」の痛みがとれる
ということになります
難しいですね・・・・
僕の頭の中では理路整然としているのですが、
希少なこのブログの読者さんの腕を掴んで、
「ほら」・・・「ほら」・・・「ほらね!」
→ (゜o゜)
とやってさしあげたいです
10秒ですみます
この患者さんから
「お客様の声」
をいただきました
※掲載許可をいただいております
※お客様の感想です。効果を保証するものではありません。
今朝はうす曇りです
当院の周辺の田んぼは、
6月中旬に田植えをされることが多く、
僕の感覚(京都府北部の感覚?)では、
田植えはゴールでウィークというイメージがあるので、
昨年は、ぜんぜん田植えをされないなぁと思っていました。
今朝は、まだ早朝ですが、
すでに農家の方は、オンタイムのようです。
早朝から頑張ってみえると、すがすがしい気分になります。
さて、
今日は「ぎっくり腰」の症例をもとに
「筋膜」と「経絡・ツボ」の関係をひも解きたいと思います。
患者さんは、
30代女性 介護職
の方です。
前かがみの姿勢で
お仕事をされていたら
ギクッとなり
その場で仕事を中断し
湿布を貼って帰宅されたそうです。
お仕事中って
できればその日の業務終了まで
根性で持ちこたえたいものかと思います。
このケースでは
お仕事を続けられないほどの痛みがあったということになります。
当院に来られた時は、
痛みで歩くこともつらそうでした
腰がまっすぐ伸ばせず、前かがみ
でした
問診票を記入いただいたり、
問診でお話をうかがっている間も、
かなりつらそうで、憂鬱な表情をされていました
筋肉と関節のチェックでは、
大殿筋(だいでんきん:お尻の筋肉)
を押さえると、
腰の動きがずいぶん楽になりました
痛みは、ベルトの付近にあるので、
少し離れたところを押さえて痛みが楽になったわけです。
驚いて、意外な表情をされていました
この表情を見るのが僕は大好きです。
「え?あれ?痛くない・・・」
という瞬間です。
施術に入りました。
お尻の大殿筋(だいでんきん)
をしっかりとゆるめました
ほかに、
ふくらはぎ、首の上のほう
に強いコリがあったので
解放しました
施術後
「ラク~~」
「全然ちがう!」
と感想をいただきました。
ぎっくり腰のような急性のものは
一気に良くなってもらうため
連日、立て続けに施術します。
翌日も来ていただき、
すでに玄関から施術室に入っていただく歩き姿が
ほぼふつうになっていました。
施術に入る前、
筋肉と関節のチェックをしたところ
少し痛みが残る程度で、
施術後は
さらに動きやすくなっていました。
さて、
「筋膜」と「経絡」「ツボ」
でこの症例を検討すると
※この症例に限ります。
ほかの症例で必ずこのようになるわけではありません。
前かがみ姿勢で起きた
ぎっくり腰
ですが、
前かがみの際には
上半身が前方に倒れています
倒れこんだ上半身を
そのまま倒れてしまわないように
大殿筋(お尻の筋肉)で引きもどそうとします
すごく負担がかかっています
痛みはもう少し上の部分にありますが、
原因はこの大殿筋にあるのです
とくに今回は大殿筋の中でも
仙骨に近い部分だったので
前かがみ動作も含めて考えると
筋膜のラインでは
「Superficial Back Line(SBL)」
経絡では
「膀胱経絡」
に問題がありました。
また、
大殿筋の仙骨付近は
「秩辺(ちっぺん)」
という膀胱経絡
のツボがあります。
さらに
ふくらはぎの硬さには
「承山(しょうざん)
というツボ
後頭部の硬さには
「天柱(てんちゅう)」
というツボを使いました。
いずれも
膀胱経絡であり、
筋膜ではSuperficisal Back Line(SBL)
です。
僕としては
こういう考え方が完全にしみ込んでしまっているので
普通ですが、
筋膜を勉強したてのころは、驚いたものです。
経絡・ツボを、
「解剖学的に実態のある筋膜で説明できる」
のですから
この患者さんから
「お客様の声」
をいただきました
※掲載許可をいただいております
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