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「緊張型頭痛30年」の鍼灸治療例
●自律神経失調症からくる「頭痛」の症例●
緊張型頭痛30年
【メインの症状】 朝、肩こりで気分が悪く起きられないこともある、コリがひどいと頭がズキズキ痛む
【その他の症状】 首肩のコリ、坐骨神経痛、膝の痛み、足裏の痛み など
●患者さま● 63歳・女性・保育士
●うめはら鍼灸院に来る前の状況●
30数年来の肩こりがあり、頭痛もひどい。内科・整形外科でレントゲンやCTをしてもらっても大きな以上はなく、対処法としてブロック注射と痛み止めの塗り薬、ロキソニンを処方されて、薬で痛みを抑え込んで30年以上やり過ごしていた。
●鍼灸治療での診断所見と治療方針●
この方は、とにかくコリがひどかったので、コリをゆるめる鍼灸治療を主とした。ストレスからくる緊張感も強かったので、深くリラックスできるツボにも鍼灸治療を行った。
●使用した主なツボ●
首肩コリの強いところ(特に頭の付け根にコリ玉があった)、肩甲骨周りのコリ、太衝(左右)
●指導したセルフケア●
肩凝りストレッチ、腕振り体操
●経過●
3回目の鍼灸治療で頭の付け根のコリ玉がきれいに消えた。このコリ玉が消えたと同時に頭痛が大幅に改善した。ロキソニンを服用することがなくなった。肩こりは2割ほど残ったが、それまでがかなり強い肩こりだったので、「とても軽くなった」と喜んでおられた。
●患者さんの感想●
<当院に来られる前の状況>
30数年前からの肩こりで朝起きにくい。こりがひどい時は頭痛で頭がズキズキ、その都度痛み止めを飲んでしのいできました。かかりつけの内科医でブロック注射と塗り薬、ロキソニンを処方。2~3日すると又元どおりになりました。レントゲンを撮ってもらっても異常なしで様子をみましょうという繰り返しでした。
<当院の施術の感想>
治療を受けると今までのしつこかったコリ玉がとれ、とても楽になりました。しかし今度は違う箇所のコリを感じて、何度か治療を繰り返すうち、すごくスッキリ感、肩の動きやすさ、軽さを感じるようになりました。鍼治療は肩こりにとても良いと思います。今では頭痛薬を持ち歩くこともなくなりました。
<ご来院を検討されている方へ>
病院で診てもらっても、どこも異常がないと言われ「痛み」を分かってもらえない方、どうしてこれ程長く「痛み」が続くのか知りたい方、ゆっくり話を聞いて治療に向きあってほしい方、ぜひ一度うめはら先生の治療を受けてほしいと思います。
■症例を読んで頂く際の確認事項
・副作用(副反応)について
10人に1人程度、治療当日・翌日に一時的なだるさや痛みが出る場合があります。また、まれに小さな内出血を伴う場合があります(痛みはなく2週間ほどで消失します)。
・治療内容の開示について
どのような状態に対して、どのツボを使ったかを明記しております。
・効果の個人差について
効果には個人差があります。ここでは実際に改善された方の症例を紹介しております。
院長
自律神経失調症に関連する症例
●自律神経失調症からくる「頭痛」の鍼灸治療例●
●自律神経失調症からくる「頭痛」の症例●
偏頭痛
【メインの症状】 偏頭痛で仕事に行けず、ほとんど寝ている
【その他の症状】 首肩のコリ、ぜんそく、腕のしびれ など
■症例を読んで頂く際の確認事項
・副作用(副反応)について
10人に1人程度、治療当日・翌日に一時的なだるさや痛みが出る場合があります。また、まれに小さな内出血を伴う場合があります(痛みはなく2週間ほどで消失します)。
・治療内容の開示について
どのような状態に対して、どのツボを使ったかを明記しております。
・効果の個人差について
効果には個人差があります。ここでは実際に改善された方の症例を紹介しております。
●患者さま● 40歳・女性・会社員(医療系)
●うめはら鍼灸院に来る前の状況●
10代の頃から偏頭痛があり、30年近くたった今まで痛み止めの薬が手放せない状態。薬が切れるのがはっきりわかる。以前は信頼できるペインクリニックがあり、痛み止めを使いながらうまく対処できていたが、引っ越しを機に別のペインクリニックや脳神経内科などを受診するもうまくいかない状態。薬は痛み止め(ロキソニン、マクサルト)、漢方薬(五苓散)を処方され、ペインクリニックでは星状神経節ブロックという処置を受けても効果が薄く、ひどい時は頭全体がズキンズキンと痛み、少し楽な時はきつい帽子をぎゅっとかぶったような痛みがあり、仕事に行くこともできず寝てばかりいた。鍼治療は以前に試してあまり良くなかったが、ほかに方法もないので、うめはら鍼灸院を試すことにした。
●鍼灸治療での診断所見と治療方針●
偏頭痛の患者さんに多く見られる“首の前側のコリ”が強くあり、そこを緩めるように鍼灸治療をした。さらに東洋医学的な検査である脈診・腹診・舌診をしたところ、「気滞(きたい:めぐりが悪く渋滞をおこしている状態)」がみられた。そのため自律神経の全体調整(心包経絡)をする鍼灸治療に加え、気滞(渋滞)を改善させる肝経絡のツボを使い鍼灸治療をした。
●使用した主なツボ●
首肩コリの強いところ(特に首の前側)、肩甲骨周りのコリ、内関(左)、太衝(左右)、百会
●指導したセルフケア●
水を飲む(1日1L以上)、自律神経をリラックスさえる腕ふり体操、首の前側を緩めるストレッチ
●経過●
1回目では特に変化はなかったが、2回目のあとズキズキんがなくなり、刺されるような痛みに変化。3回目のあとには頭痛が全くない日が1日だけあった。10回目の鍼灸治療では1週間全く頭痛がない状態になった。マクサルトを飲む回数が月に20回から2回になった。その2回も激痛になったからではなく予防的な飲み方。仕事も休まずいけるようになった。
●この症例のまとめ●
“首の前側のコリ”をゆるめることが大変効果的であった。これまでのマッサージやリハビリの先生は首の後ろや肩などをほぐしてくれたが、首の前側は触られたことがないとのことだった。10代から30年間ということであったが、当院の見立てでは首の前側を緩められたことがなかっただけと感じられた。原因がわかれば対処法も明確になる。痛み止めででとりあえず抑え込むを繰り返していると見落としてしまう点だと思われる。
●患者さんの感想●
<当院に来られる前の状況>
仕事にも行けない程の頭痛で日常生活も難しかった。
数年ペインクリニックに通い、漢方と痛み止めを服用していた。
<当院の施術の感想>
頭痛、首のしめつけ、肩こりが減り、仕事、日常生活ができるようになった。日常生活も出来ない、今までいろいろ対処したけどダメだった方は、一度先生を信じて針治療されてみて下さい。
院長
自律神経失調症に関連する症例
「偏頭痛・緊張型頭痛の混合型頭痛」の鍼灸治療例
●自律神経失調症からくる「頭痛」の症例●
偏頭痛・緊張型頭痛の混合型頭痛
【メインの症状】 頭痛で目の奥がズキズキと痛く、本を読んでも内容が入ってこないほど痛い
【その他の症状】 蓄膿、息を吸うと喉が痛い、頭痛が治らないことからくるうつ症状 など
■症例を読んで頂く際の確認事項
・副作用(副反応)について
10人に1人程度、治療当日・翌日に一時的なだるさや痛みが出る場合があります。また、まれに小さな内出血を伴う場合があります(痛みはなく2週間ほどで消失します)。
・治療内容の開示について
どのような状態に対して、どのツボを使ったかを明記しております。
・効果の個人差について
効果には個人差があります。ここでは実際に改善された方の症例を紹介しております。
●患者さま● 18歳・女性・学生
●うめはら鍼灸院に来る前の状況●
頭痛がひどく、本を読んでも内容が入ってこないほど痛みが強い。特に目の奥がズキズキと痛く、英語を勉強したいのに、思うように進まず困っている。整形外科では偏頭痛と緊張型頭痛の混合型頭痛と診断され、「首が長くて、首肩こりがでやすいタイプ」と言われ、痛み止め(ロキソニン)を処方された。痛み止めを飲めば楽になるものの、3か月たっても根本的には改善せず、次に耳鼻科にいくと「蓄膿」といわれた。また眼科にもいき目薬を処方してもらったが、やはり改善がすすまず、鍼治療をためしてみようと思い、うめはら鍼灸院に来院。
●鍼灸治療での診断所見と治療方針●
当院で筋肉や関節の動きを確認したところ、首のコリが広背筋(こうはいきん)と斜角筋(しゃかくきん)にあることが分かった。広背筋と斜角筋を整体と針治療でほぐしていった。また、東洋医学的な検査である脈診・腹診・舌診をしたところ、「気滞(きたい:めぐりが悪く渋滞をおこしている状態)」がみられた。そのため自律神経の全体調整(心包経絡)をする鍼灸治療に加え、気滞(渋滞)を改善させる肝経絡のツボを使い鍼灸治療をした。
●使用した主なツボ●
首肩コリの強いところ(特に斜角筋と広背筋の硬結部)、内関(左)、太衝(左右)、百会
●指導したセルフケア●
足湯、斜角筋・広背筋のストレッチ、朝起きた時にベッドの中でスマホを見ない(目の疲れ予防)
●経過●
1回目では特に変化はなかったが、徐々に効果が出始め4回目では1週間痛み止め(ロキソニン)なしで過ごせた。6回目の鍼灸治療では軽い痛みがある程度になった。
●この症例のまとめ●
自律神経や緊張を和らげる肝経絡のツボも効果があったと思うが、やはり斜角筋(しゃかくきん)と広背筋(こうはいきん)の鍼灸治療とストレッチが効果的であった。首コリの原因となる筋肉が明確になれば、何年も続く頭痛が簡単に治ることがよくみられる。
●患者さんの感想●
<当院に来られる前の状況>
ほぼ毎日頭痛があり、やりたいこともあまりできず体のいろいろなところの不調を感じていました。頭痛薬を飲んでいました。眼科、耳鼻科に通院していましたが、あまり良くなりませんでした。
<当院の施術の感想>
今では、ほとんど頭痛がなくなりました。自分でできるストレッチなども教えていただけて、つらいときにすると少し良くなります。最初は、少し怖いと思うことがありましたが、自分に合った施術をしてもらえるので安心して受けることができます。
院長
自律神経失調症に関連する症例
【ふわふわ感(浮遊性めまい)が強く、椅子に座ると悪化する】の鍼灸治療例
●自律神経失調症からくる「めまい・耳鳴り」の症例●
ふわふわ感(浮遊性めまい)が強く、椅子に座ると悪化するの鍼灸治療例
【メインの症状】 ふわふわ感(浮遊性めまい)
【その他の症状】 のどの詰まり(ストレス球)・動悸、吐き気、過呼吸、偏頭痛など
●患者さま● 30代、女性、主婦
●うめはら鍼灸院に来る前の状況●
半年前から浮遊性のめまいに突然襲われ、内科2件、耳鼻科2件などを受診しても検査結果は異状なしといわれる。めまい止め(メリスロン)、吐き気止め(ナウゼリン)などを処方されるも効果は薄かった。安定剤は過去に一番ゆるい薬(グランダキシン)でも副作用がきつく出たので今回は試していない。2か月前からはのどの詰まり(ストレス球)・動悸、吐き気、過呼吸という症状も出始め、仕事を続けることもできなくなった。ふわふわ感(浮遊性のめまい)が強く、特に背もたれのない椅子にじっと座っていると気持ちが悪くなるので、立ってうろうろしていないといけいない状況。椅子ではなく床にぺたんと座っていれば大丈夫。ひどい時には車の運転中に赤信号でしばらく止まっているだけでもふわふわ感が強くなっていった。なんとか改善しようと、片道2時間かけて漢方専門のクリニックにもかかって、自分で煎じるタイプの漢方薬も試してみたが、合わなかったのか余計にひどくなる感じがあり、どうしていいかわからない状態になっていた。普通の生活ができない状態だったので、インターネット検索で鍼治療がいいのではと思い、うめはら鍼灸院を見つけ、予約をとった。
●鍼灸治療での診断所見と治療方針●
当院で東洋医学的な検査をしたところ、脈診では緊張感が強く、腹診と舌診では胃腸の弱りがみられた。鍼灸治療では自律神経の全体調整(心包経絡)、緊張感(肝経絡)と、胃腸の弱り(脾経=消化器系)の調整を目指した。また、首・肩・背中に強いコリがあったため、鍼灸治療を行った。
●使用した主なツボ●
太衝穴(右)、内関穴(左)、足三里穴(左)、心兪穴(左右)、天柱穴(左右)、風池穴(左)、陰陵泉穴(左)、その他、首・肩・背中のコリが強いところ
●指導したセルフケア●
ウォーキング、肩こりのストレッチ、腹八分でよく噛む
●経過●
4回目の鍼灸治療時点で、ふわふわ感の改善があったが、無理をして1時間座り続けたことや人込みの中に行ったため、再悪化。9回目の鍼灸治療時点で、背もたれのない椅子に30分以上座っても耐えられるレベルにまで改善した。初診から2か月の現在はさらに改善傾向にあり、2週間に1度の通院とし、普通の生活を取り戻しつつある。
●この症例のまとめ●
ふわふわする浮遊性のめまいが主な症状の患者さんの症例です。自律神経の調整、緊張感の緩和、胃腸の調整のツボに対する鍼灸治療で体質が徐々に改善していきました。4回目の時に、無理をして逆戻りしなければもっと少ない回数で改善が見込めたはずです。でもこれは多くの方がたどる道です。ずっと調子が悪くて、少しでも回復の兆しが見えると、「動けそう」「動きたい」という気持ちに加え、「治ったと思いたい!」という気持ちも強く働き、元気なころのように動こうとしてしまいます。その後で調子が悪くなり、「しまった。。」という感想がでます。当院から「少し良くなっても、動き過ぎないでください」と伝えているのですが、“一回失敗してみないとわからない。。”という部分でもあります。そこから再スタートをきって、同じ失敗はしないように改善していくという流れになります。あと、この方は大変生真面目な方で、セルフケアをきっちりやってくださいました。それも効果に現れています。特にウォーキングは気分転換にもなり良かったようです。まだまだお若いので元の生活を取り戻して、充実した毎日・人生を過ごして頂きたいと願っております。
●患者さんの感想●
鍼灸治療は初めてでしたが、うめはら先生の施術はとても丁寧で痛みもなく、安心することができます。
5回程で体が安定することができましたが、少し無理をして動いてしまい、まだ今でも通院していますが、先生はどんな時もじっくり話を聞いてくださり、気持ちも安定させてくれます。初診から2ヶ月経ちますが、先生のおかげでまた少しずつ元の生活を取り戻せるようになってきました。今はかかさず日々のウォーキングやストレッチ、セルフケアに励んでいます。先生にはまだしばらくお世話になると思いますが、よろしくお願い致します。
院長
自律神経失調症に関連する症例
ストレスからの食欲不振のツボ(自律神経調整)
食欲不振、乗り物酔いのツボを紹介します。
このツボは、自律神経のツボとして大変有名です。
「内関(ないかん)」
という名前のツボです。
※天気が良すぎて、ブラックボードに当院前の風景が映りこんでいます。
見づらくてすみません(^_^;)
「内」は内臓、「関」は関所という意で、
自律神経を調整して、内臓全般にアプローチすることができます。
特に消化器系に作用します。
●食欲不振(特にストレスが原因の食欲不振)
●軟便
●上腹部の張った感じ
●乗り物酔い
消化器系のほかにも、
●気分がそわそわして落ち着かない
●寝つきが悪い
など気分の障害にも使ってみてください。
【体の不調を解消して、あなたの人生を取り戻しましょう!】
施術室より
岐阜県本巣市の「膝」「腰」「頭痛」「自律神経」専門の鍼灸院
うめはら鍼灸院
梅原知也
院長
自律神経失調症に関連する症例
喉の痛みと咳が2週間続く症状に対する施術
喉の痛みと咳が2週間続くという状態に対しての、僕の施術はシンプルです。
刺さない鍼で、胸の骨(胸骨)の脇を、
順番にずい~っと押さえていきます。
この場所は、すぐ下に肺があるので、刺す鍼はかなり慎重にならないといけませんが、
刺さらないので、安心して施術できます。
胸の上3分の1の領域を、3分ぐらいで施術します。
さらに、経絡では肺のライン=筋膜のDeep Front Arm Line(ディープフロントアームライン)
を使い、呼吸にまつわる不調を改善することができます。
肺や呼吸につながるラインがあるんです。
存在すら知らない方がほとんどだと思います。
この
肺のライン=筋膜のDeep Front Arm Line(ディープフロントアームライン)
はビッタリ一致しています。
東洋医学の200年前に確立した理論が、
現代の解剖学で解明されつつあるんです。
もう、5年くらいわくわくしっぱなしです。
理論だけじゃなく、臨床の効果もばっちりです
ほとんどの方が、1回の施術で効果を感じ、
3回くらいでほぼ解消というケースが多いです。
風邪は治ったのに、咳がなかなかおさまらないという場合は、
当院の刺さない鍼をおススメします。
喉の痛みと咳が2週間続くという状態が
刺さない鍼で改善したという
お客様の声でした
施術室より
岐阜県本巣市の「膝」「腰」「自律神経」専門の鍼灸院
うめはら鍼灸院
梅原知也
院長自律神経失調症に関連する症例
「喉の痛みと咳が2週間続く」お客様の声をいただきました
※掲載許可をいただいております。
■当院に来られる前の状況
喉の痛み 咳が2週間程続いていました。
病院で薬をもらって飲んでもなかなか治りませんでした。
うがい、市販の咳止めなど色々試しましたが、効きませんでした。
■当院の施術を受けられて、どうなりましたか?
刺さない鍼を受けて、(刺さない鍼の)すごくにぶい痛みがありましたが、
終わったら、嘘のように胸がスッキリして、喉の痛みがほとんどなくなっていました。
咳もでなくなっていき、鍼を受けた日をさかいにどんどん良くなっていきました。
最初は咳やのどの痛みが鍼でよくなるとは思いませんでしたが、
こんなにもスッキリしてびっくりしています。
病院に行っても、薬を飲んでも治らない不調がある方は一度
梅原先生の鍼を受けられると良いと思います。
驚く効果が得られるかもしれません。
~以上~
コメントをいただき、ありがとうございます。
この方は、2件の病院とクリニックに行かれて、
薬が合わなかったのか喉の痛みが改善しないという状況でした。
アレルギーの薬、風邪薬の両方でほとんど効果を感じないとのこと
熱はないのですが、夜寝つけないほどひどい状態でした。
このような患者さんは、年間で数えると10例以上施術する機会があります。
15年間で少なくとも100例は施術しています。
・風邪をひいて、熱は下がったが、スッキリしない
・肺炎で入院して、ある程度回復、退院したが、その後の体調がすぐれない
ところで、
僕は病院が、どちらかというと好きです。笑
どんな目的で検査するんだろうとか、どんな理由で薬をだすんだろうとか、
興味津々です。病院から帰ったら、調べる調べる笑
東洋医学をやっている人間が、病院好きなんてどうかしてますか??笑
やっぱりまず病院に行くべきです。
ガンでも隠れてたら大変なことですから。
2,3件、病院に行ったのに、スッキリしないという場合に、
病院と並行して、東洋医学の出番ですね。
そんなにひどい状態なのに、1回で効果がでるの?
と思われる方もいるでしょう
ここが大きなポイントです。
西洋医学と東洋医学は患者さんをみている角度が違います。
西洋医学で難しい症状が、東洋医学では簡単なことがあるのです
もちろん、東洋医学で難しいことが西洋医学では簡単ということも多々あります。
危険性や施術後に余計にひどくなるという心配がなければ、
試してみてはいかがでしょうか
この症例の施術方法は、またの機会に掲載します。
刺さない鍼で施術するんです。
また経絡と筋膜もばっちりはまっていますよ
喉の痛みと咳が2週間続くという状態が
刺さない鍼で改善したという
お客様の声でした
施術室より
岐阜県本巣市の「膝」「腰」「自律神経」専門の鍼灸院
うめはら鍼灸院
梅原知也
院長
自律神経失調症に関連する症例
「なんとなくだるい、しんどい、えらい」 という症例
1か月ほど前に来院された患者さんの症例です。
食中毒になられて、病院で処置され、1週間で完治とされたものの、
その後、1か月以上たっても、体のだるさがとれず、体調がもとにもどらないという症状でした。
症状は、
・体のだるさ(えらさ)
・体全体がふわふわする
・しゃべるのがえらい(疲れる)
東洋医学的に脈をみて、おなかを触り、舌をみたところ、
肝臓と腎臓のサインがでていました。
施術は
肝臓と腎臓、そして小腸・大腸のツボに刺さない鍼をしました。
この方は、刺す鍼はやめてほしいとのことでしたので、刺さない鍼のみで施術しました。
3~4回の施術でスッキリするかなと予測をたてたのですが、
2回目の施術開始時の問診で、
「先生、すごく楽になりました」
とのことで、1回目の施術でかなりよい結果がでたようです。
2回目の施術で、脈、おなか、舌 を見たところ、肝のサインは消えていました。
腎のサインはまだ残っていて、それは本来もっておられる体質のようでした。
元気になった証拠に
「生意気な口を叩けるようになった」
とのことでした笑
面白い表現ですね。
「余計なことを言える元気が出てきた」
ということです。
体調が悪いときは、頭が回転せず、しゃべるのがしんどい
体調が良くなると、頭も回転し、しゃべるのが楽になる
このような感想はよくきかれます。
今回のような症例も多数施術しております。
風邪の治りが悪いときのだるさが一番多いでしょうか。
鍼(はり)、お灸、ツボをはじめとする鍼灸の施術は、西洋医学とは全く違う観点から施術を展開していきます。西洋医学で、改善しにくい場合、観点が全く違う東洋医学の施術を受けることも視野に入れてみてください。
当院は、「ひざ」「こし」を専門としていますが、「ひざ」「こし」で改善された方が、当院を信頼してくださり、「ひざ」「こし」とは違うけどみてもらえますか といったように依頼を受けることがあります。
当院では、内科的な症状の場合は必ず病院での診察を受けてから、ご来院いただくようにしております。当院では患者さまのことを第一に考えております。先に病院の診察を受けていただくのは、思わぬ病気が隠れていたりすることを防ぐためですので、ご了承ください。
なんとなくだるい、しんどい、えらい という症例の報告でした。
院長
自律神経失調症に関連する症例