2005年より、10年間500講演以上の研修会講師を担当させて頂いています。研修会の参加者は、鍼灸師、柔道整復師、整体師、歯科医師、看護師、医師など、医療の専門家の先生方ばかりです。研修会の内容は東洋医学の知識と腰痛や膝の痛みなどの施術法です。中国伝統医学(中医学)のツボや食事療法などをお伝えしています。
私が講師の仕事をしていることを患者さんにお伝えすると、「じゃあ、梅原先生は、先生の先生なんですね。若いのにすごいねぇ~」と言っていただくことがあります。確かに「先生の先生」という立場ではあります。
それに値する知識と技術を常に高いレベルに保つため、鍼灸や東洋医学について研鑽を重ねております。
当院スタッフは院長と受付スタッフ(妻)の二人です。
幼少の頃より重度のアトピー性皮膚炎に悩まされ、その間、西洋医学・東洋医学・民間療法の治療を多数受ける。アトピー性皮膚炎悪化により、高校2年生の時、2か月間学校に通学することができなくなる。アトピー性皮膚炎の患者としての経験の中で、漢方薬や鍼治療で改善したことから東洋医学に興味を持ち、中学校3年生の時に「自分が治す立場になりたい」と、中学校への通学路で鍼灸師になることを決意しました。 この時の光景は今でも鮮明に覚えています。中学校からの帰り道、向こう側からアトピー性皮膚炎の社会人の男性が歩いて来て、すれ違いました。目があうことは無かったのですが、顔や首の皮膚を見て「大変そうだなぁ」と自分ごとのように感じました。「その辛さをとってあげたい」「せめて、一晩だけでも痒みから解放して、ゆっくり寝かせてあげたい」、そんなことを考えている自分に気付きました。「僕はこれまで患者として、治してもらう立場だったけれど、どの先生も僕を治せていない。僕が治せる立場になりたい」と無意識に想像をめぐらせていたのです。 重度のアトピー患者だったという経験により、私には「患者の立場に立つ」ということが無意識的にできるという、医療人にとって大切なレッスンを受けることができました。苦痛を共有して、光の方向(改善の方向)へと進んでいく、アトピーの経験は家族を巻き込んで大変辛いものでしたが、医療人として替えがたい大切なレッスンを受けていたようにも”今となっては”思います。 ※現在、梅原のアトピー性皮膚炎は良い状態でコントロールできています。
患者さんに一番必要なのは理屈や治療法の説明よりも、改善・治癒という「結果」であることをアトピー性皮膚炎の患者という体験を通して感じました。自分だったらこうして欲しいという診断・施術を患者さんに行う事を大切にしています。
私の患者さんは、お仕事、家事、介護、スポーツなどに一生懸命頑張ってきた努力家の方ばかりです。様々な場面を強い気持ちで乗り越えてこられたことでしょう。一方、その努力や行動の最中に”身体”は悲鳴をあげていたのです。へとへとになっても頑張ってくれたあなたの大切な身体を当院でメンテナンスし、もう一度頑張れる身体へ、やりたい事ができる身体へと整えてあげたい。そのような思いで、日々の施術に取り組んでいます。
患者さんからはNHKの朝ドラのせいか、「梅ちゃん先生」と呼ばれることがあります。その内、「梅ちゃん」と”先生”が抜かされていることも。。。患者さん同士の会話では、僕の治療を受ける事を「梅ちゃんとこに行ってきた」と表現されていたりもします。「何でも話せる身近な先生」が僕の特徴のようです。
患者さんに合わせてですが、患者さんの納得がいくように説明します。どうしてしっかり説明するかといいますと、僕は診断・施術について、患者さんにもどういう状態で、どうやったら改善するかを理解してもらった方が、改善のスピードが早まることを多数経験しているからです。理解と納得は治癒を早めます。時にはたとえ話を、時には図に書いて説明します。
患者さんのお身体に触れていると、よく「手が温かい」と言ってもらいます。学生時代に受けた授業の中で「治療家の手を作りなさい。」という授業がありました。「治療家の手とは患者さんにずっと触れていて欲しいと言われるような温かく、適度な湿り気のある手だ」と習いました。当時の僕は「そんなこと言われても・・・」と冷え症で乾いた手を悔やんだものです。その後、国家資格を取った当時は、冷え症で仕方なかったのですが、臨床に出て3年ほど経ったころには、この温かい手が出来あがっていました。石の上にも3年でしょうか。手先に意識を集中させるからでしょうか、温かい手が出来あがりました。患者さんに「手が温かい」と言って頂くたびに、学生時代の授業のひとコマを思い出します。 ※手の冷え性の方、治し方教えます。
小学生の時に6年間通いました。15級から1級まで取って、選手コースにも呼ばれて、大会に出たこともあります。専門は背泳(背泳ぎ)でした。泳ぎは得意で、スキューバダイビングやサーフィンなども抵抗なくできました。
水泳で鍛えた肺活量を活かして、長距離走が得意です。ハーフマラソンでは1時間22分という記録を持っています。
中学生の時に1年半、剣道部に入っていました。武道の精神と気の世界を経験することができました。全国大会に出場するような剣道部で監督の先生は国士館大学出身でとても厳しかったです。剣道の真剣勝負の世界はピリリとしていて、練習は苦しかったですが、良い思い出として残っています。そして、1年半で剣道をやめてしまったのは、アトピー性皮膚炎の悪化で皮膚科のお医者さんに防具の面や小手が不衛生で悪化の原因になっているという診断によりドクターストップがかかったためです。それくらいアトピーの状態はひどいものでした。しかし、泣く泣く剣道をやめなければならなかったアトピーの経験が”鍼灸師になろう”という動機につながったこともあると思います。人生何がきっかけになるか分からないものですね。
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