受付スタッフです。
うめはら鍼灸院は来月7月7日で一周年です。
1年前の5月1日に、京都から⇒岐阜へ引っ越しをして、引っ越しの片付けも
ままならないまま、2ケ月後に鍼灸院をオープンさせました。
それはそれは、ドタバタの毎日でした!!
よって、看板設置はオープン前日、ギリギリセーフ!!
7月6日にようやく看板を設置しました。(ちょっと遅すぎ、、汗)
横の長さ9メートルの看板を設置することになり、「ちょっと大き過ぎるかな、、」
と心配していましたが、少し離れた県道からもすぐに見つけもらう事ができ、
患者様にはスムーズに鍼灸院に来て頂けます。
今では大きな看板にしてよかった!と思っています。
今回は中国で生まれた鍼灸治療が、日本に伝来したときのエピソードに触れてみます。
ブログの題名はビートルズの日本公演をモチーフにしました。
なんか、
「伝統的な事柄を書くときは、落ち着いた印象で書く」
ことが一般的になってますが、
伝統的な事柄、たとえば、
日本人が初めて象さん(ぞうさん)をみたとき
大パニックになったと思うんですね。
キリンはどうでしょう
すき焼きなんか食べた日には、脳に火花が散ったでしょうし、
僧侶の鑑真が死線を越えて、6回目の渡航でやってきた時(西暦753年:鑑真65歳)なんか、
たどり着いた平城京や東大寺では、現代のビートルズ並みの話題をさらっていったのではないでしょうか
さて、鑑真は遣唐使の帰国便にのって、渡来してきたとされていますが、
鍼灸は同じ遣唐使や遣隋使(六世紀~八世紀ごろ)が持ち込んだ、
あるいは、
朝鮮半島から五世紀に渡来した(日本書紀に記述あり)
朝鮮半島から六世紀に伝えられた
など諸説ありますが、鍼灸師の間では700年ごろ、1300年前には既に伝えられていたというのが通説です。
歴史的な記録もあります
日本初の律令制度「大宝律令(710年)」の中に、医博士・医師などとともに、鍼博士・鍼生などの官職が設けられているからです。
まさに、なんとびっくり!覚えやすい!
少なくとも、1300年前には伝来していたのです
そして、
官職であった、鍼博士・丹波 康頼(たんばのやすより)が日本現存最古の医学全書『医心方』を編纂しています。
中国の多くの医学書をもとに全30巻からなり、そのうち2巻は鍼灸に関することが記されています。
丹波康頼さんは、丹波哲郎さんのご先祖さん!
NHKのご先祖をたどる番組「ファミリーヒストリー」でも
丹波康頼さんのことに触れていました。
鎌倉時代(12世紀~14世紀)では、
医療は、学識者であった僧侶(僧医)が行っており、
僧侶・梶原 性全(かじわらしょうぜん)が薬方と灸法を中心とした医学書『万安方』や『頓医抄』を書き記しています。
日本に鍼灸や漢方がやってきたとき、
どんな雰囲気だったのでしょうか?
タイムスリップして見てみたいです。
その当時から、
現在まで、1300年の間
鍼灸は日本で、医療の一翼を担ってきた
その歴史的な責任が僕の手の中にある
と思うと、もっともっと深く学び続けていこうと思いを強くします。
リビングより
岐阜県本巣市の「膝」「腰」「自律神経」専門の鍼灸院
うめはら鍼灸院
梅原知也
院長鍼灸の歴史
昨日は、岐阜市内の緩和ケア病棟でボランティア施術をしてきました。
京都にいた時に、3年間にわたって、
滋賀県内の総合病院で
緩和ケア病棟のボランティア施術を
月1回させていただいていました。
その時の体験は、本当に貴重で、勉強になったので、
岐阜でもできないかなぁと思っていたところ、
当院から10分の総合病院で月1回ですが、行えることとなりました。
喉の痛みと咳が2週間続くという状態に対しての、僕の施術はシンプルです。
刺さない鍼で、胸の骨(胸骨)の脇を、
順番にずい~っと押さえていきます。
この場所は、すぐ下に肺があるので、刺す鍼はかなり慎重にならないといけませんが、
刺さらないので、安心して施術できます。
胸の上3分の1の領域を、3分ぐらいで施術します。
さらに、経絡では肺のライン=筋膜のDeep Front Arm Line(ディープフロントアームライン)
を使い、呼吸にまつわる不調を改善することができます。
肺や呼吸につながるラインがあるんです。
存在すら知らない方がほとんどだと思います。
この
肺のライン=筋膜のDeep Front Arm Line(ディープフロントアームライン)
はビッタリ一致しています。
東洋医学の200年前に確立した理論が、
現代の解剖学で解明されつつあるんです。
もう、5年くらいわくわくしっぱなしです。
理論だけじゃなく、臨床の効果もばっちりです
ほとんどの方が、1回の施術で効果を感じ、
3回くらいでほぼ解消というケースが多いです。
風邪は治ったのに、咳がなかなかおさまらないという場合は、
当院の刺さない鍼をおススメします。
喉の痛みと咳が2週間続くという状態が
刺さない鍼で改善したという
お客様の声でした
施術室より
岐阜県本巣市の「膝」「腰」「自律神経」専門の鍼灸院
うめはら鍼灸院
梅原知也
院長自律神経失調症に関連する症例
本巣縦貫道 北方サンブリッジから車で2分
本巣縦貫道 アピタ北方店から車で3分
※ナビの設定は「本巣市宗慶157-2]と入力してください。
住所 〒501-0462 岐阜県本巣市宗慶157-2(もとすしそうけい)
電話 058-322-3130 0120-975-738